2025年7月28日に発表された決算の中から、業績・財務・将来性の観点で特に注目したい「優良銘柄」を5つ厳選してご紹介します。
今回は、堅調な業績を維持しつつも、今後の成長余地や株主還元姿勢などでも評価できる企業を中心にピックアップしています。投資判断やポートフォリオ見直しの参考になれば幸いです。
① 【3003】ヒューリック
都市型不動産に強みを持つ総合デベロッパー。高齢者向け住宅やホテル開発も積極展開し、ストック型の安定収益を強化しています。今期も営業利益・純利益ともに前年同期比で増加。自社株買いと高配当も注目ポイントです。
② 【3771】システムリサーチ
独立系のSIer(システムインテグレーター)として、製造業を中心に幅広い業界にシステム開発を提供。直近決算では売上・利益ともに順調に拡大し、ROEや自己資本比率も優秀。人材投資を進めつつ、利益成長を両立している点が評価できます。
③ 【7525】リックス
産業用機械や計測機器の専門商社。堅実な財務基盤と高水準の配当利回りが魅力。今期は好調な製造業需要を背景に売上・利益ともに堅調。景気敏感業種ながら、堅実な経営姿勢で安定感のある銘柄として注目されます。
④ 【4507】塩野義製薬
感染症や生活習慣病領域で実績のある中堅製薬会社。今期は新薬の販売増や、提携収入の伸長により増収増益を達成。研究開発費も着実に投資しつつ、収益性を確保しており、長期目線での投資対象として有望です。
⑤ 【4956】コニシ
建築・土木用接着剤の大手で「ボンド」ブランドで広く知られる企業。住宅・インフラ関連の需要増を背景に、売上・利益ともに上昇。原材料高の影響を吸収しながら利益率を維持しており、安定成長が期待できます。
まとめ|今後の株価上昇にも期待
今回紹介した5銘柄は、それぞれ異なる業種・事業モデルを持ちながらも、共通して「業績の安定性」と「将来性」がある企業です。
決算シーズンは、企業の実力や将来の戦略が最も見えやすいタイミングです。短期トレードだけでなく、中長期目線で投資するうえでも、こうした決算情報を活かすことが大切です。
気になる銘柄があれば、IR資料や決算説明会動画などもぜひチェックしてみてください!