【8424】芙蓉総合リースを徹底分析|財務・配当・業績を11項目で評価【2025年版】

13Cその他金融業

芙蓉総合リース株式会社(証券コード:8424)は、東京証券取引所プライム市場に上場しており、東証33業種分類およびYahoo!ファイナンスの分類では「その他金融業」に属します。Yahoo!ファイナンス


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📊 財務・業績評価(99点満点)

以下の9項目について、各11点満点で評価しました。

1. 配当利回り(4%以上が理想)

  • 2025年3月期の年間配当金は未確認、株価は約9,000円前後。
  • 配当利回りは約3.5%程度と推定され、4%には届かない。

評価:7/11点

2. 1株あたり配当金(減配がなければ良し、増配ならなお良し)

  • 2023年から2025年にかけて、配当金は安定または増加傾向。
  • 特別配当や記念配当の情報は確認できず。

評価:10/11点

3. EPS(1株あたり利益)の推移

  • 2023年:EPS 約400円
  • 2024年:EPS 約480円
  • 2025年:EPS 約500円
  • 右肩上がりで増加しており、好調。

評価:11/11点

4. 配当性向の推移(30~50%の範囲で右肩上がりが理想)

  • 配当性向は約30%から35%の範囲で推移。
  • 安定しており、理想的な範囲内。

評価:10/11点

5. 売上高(ブレが小さく右肩上がりが理想)

  • 2023年:6,886億円
  • 2024年:7,085億円
  • 2025年:6,784億円
  • 2025年にやや減少しており、安定性に欠ける。

評価:8/11点

6. 営業利益率(業界水準と比較して高いか)

  • 2023年:7.5%
  • 2024年:8.5%
  • 2025年:9.5%
  • 業界平均を上回る水準で、改善傾向。

評価:10/11点

7. 自己資本比率(業界水準と比較して高いか)

  • 2025年3月期:自己資本比率 約15%
  • リース業界では一般的な水準だが、やや低め。

評価:7/11点

8. 営業活動によるキャッシュフロー(毎期黒字で右肩上がりが理想)

  • 2023年:プラス
  • 2024年:プラス
  • 2025年:プラス
  • 安定して黒字を維持。

評価:10/11点

9. 現金等(増加が理想だが、設備投資等での減少は許容)

  • 2023年から2025年にかけて、現金等は横ばいまたは微増。
  • 大きな変動はなく、安定している。

評価:9/11点


✅ 総合評価:82 / 99点

芙蓉総合リースは、安定した業績と堅実な財務体質を持つ企業です。特にEPSの増加や営業利益率の改善が顕著であり、投資先として魅力的です。一方で、自己資本比率の低さや売上高の若干の減少には注意が必要です。