実際にマンションを売却して振り返ってみると、最も大切だったと思うことは「相場を知る」ことでした。
売るにしても、売らないにしても、まずは今の相場を知ることが大切です。
売却するかどうかは、それから考えても遅くはありません。
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教育費がきっかけでマンション売却を考えた
公立高校に落ちた…私立に進学することに
あれは、いつかの3月でした。
子どもの高校受験の結果が出ました。
結果は残念ながら公立高校は不合格。
「公立高校って落ちないところを受験させるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、現実はそう甘くありません。
結局、私立高校に進学することになりました。
幸い自治体から補助があり、高校の学費についてはなんとか通わせられそうです。
ただ、この時点ではまだ気付いていませんでした。
本当に大きな問題は、その先だったのです。
教育費を再計算したら金額が想像以上だった
進学する高校は大学附属高校です。つまり、大学まで進学する可能性が高くなります。
そこで大学費用を調べてみました。
大学4年間で約650万円。
「思ったより高いな」と思ったのですが、ここでさらに気付きます。
我が家には下の子もいます。
もし同じように大学まで進学するとすると
650万円 × 2人 = 1,300万円
教育費は合計1,300万円になります。
学資保険で準備していたのは400万円
教育費については、これまで学資保険で準備してきました。
満期で受け取れる予定額は200万円 × 2人 = 400万円
差額は900万円になります。
奨学金と教育ローンを使うことに
- 奨学金 400万円
- 国の教育ローン 500万円
これで合計は900万円になり、教育費の計画は一応成立します。ただし借入は増えることになります。
金利上昇で住宅ローンが気になり始める
日本では十数年ぶりに金利が上昇し始めました。住宅ローンはまだ残っています。金利が上がれば将来の返済額も増える可能性があります。
教育ローンも増えるタイミングで金利上昇。正直、少し不安になりました。
マンション価格が上がっていることに気づく
不動産価格を調べてみると、マンション相場がかなり上がっていることに気付きました。
「これはチャンスかもしれない」と思い、実際にいくらで売れるのか確認してみることにしました。
ただ、マンションはお金を生まない資産
マンション価格が上がっていても、住み続けているだけでは現金収入は生まれません。「資産はあるけどキャッシュフローはない状態」です。
高額なマンションに住んでいるだけで、必要な時に使えない資産になってしまいます。
できれば今使えるお金と老後の資産の両方を確保できる方法が欲しいと思いました。
投資をして気付いたマンション売却という選択
投資はお小遣いレベルでやっていた
それまで投資はお小遣いレベルの金額でしかやっていませんでした。ただ、この経験が後に役立つことになります。
オルカンの積立は確実に増えていた
旧つみたてNISAの頃からオルカン(全世界株式)を積み立てていました。長期投資で複利の力を実感。老後資金として有効だと感じました。
日本の高配当株に興味を持つ
2025年4月、オルカンを一度売却し、日本の高配当株を勉強。購入資金を準備していた矢先、市場の暴落が来ました。
結果的に下落したタイミングで日本株を購入。高配当株の配当の仕組みを実感しました。
投資は入金力がすべてだと気付く
入金力が大きいほど有利。しかし現実は、大きな資金を入れることはできません。
マンション売却の背中を押した国債利回りの上昇
最近、国債の利回りが上昇しています。住宅ローンの金利も連動して上がるため、ローンを抱える側には負担増ですが、安全資産として国債を持つ側は利回りの恩恵を受けられます。
この変化によって、投資ポジションの整理ができ、マンションを売却してまとまったお金が入っても使い道に困らない受け入れ態勢が整ったのです。
投資ポジションの整理で受け入れ態勢を作る
- オルカン(全世界株式) → 老後資金用、長期積立
- 高配当株 → 今使えるお金、暴落時の買い増し用
- 国債 → 安全な資金置き場、待っている間も資産が増える
こうして資産の受け入れ態勢が整うと、マンションを売却して大金が入っても焦らず次の投資や資産形成に回せる状況になります。
売却を早めに確定するメリット
マンション価格はまだ上がるかもしれません。
「もう少し待てばもっと高く…」と迷いがちですが、投資の受け入れ態勢が整った今であれば、売却して大金が入っても運用で増やせます。
- 待っている間も資産が増える
- オルカン積立+暴落時の高配当株購入も可能
- 大きな資金を安心して活用できる
つまり、価格上昇を待つより、受け入れ態勢が整った今、売却を確定させる方が安心で賢い選択だと考えたのです。
💡 ポイント
投資の受け入れ態勢が整うことで、価格変動に振り回されず、まとまった資金も冷静に活用できる。これが今回のマンション売却の決断につながりました。
