金利のある世界でREITと不動産株をどう考えるか

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最近、J-REIT ETF(1343)や野村不動産ホールディングス(3231)の株価が下落しています。

高配当投資をしていると、

「利回りが上がって魅力的になった」

と感じる一方で、

「まだ下がるのでは?」

という不安もあります。

今回は、なぜ不動産関連銘柄が下落しているのか、そして今後どのように向き合うべきかを考えてみます。


不動産関連銘柄が下落している理由

大きな理由は「金利上昇」です。

これまで日本は長い間、超低金利の環境でした。

しかし現在は、

  • 日銀の金融政策変更
  • 長期金利の上昇
  • 住宅ローン金利の上昇

によって、状況が変わりつつあります。

REITは借入金を活用して不動産を運営しています。

そのため金利が上昇すると、

  • 借入コスト増加
  • 利益圧迫
  • 分配金への懸念

が発生します。

不動産会社も同様に、開発資金や住宅ローン需要への影響が懸念されます。


しかし本当に不動産にとって悪いことばかりなのか?

ここで一つ疑問があります。

マンション価格は上昇しています。

さらに住宅ローン金利も上昇しています。

すると、

「家を買いたいけれど高すぎる」

「今は賃貸でいいかな」

という人も増えるはずです。

つまり、

賃貸需要が増える可能性がある

ということです。

これはREITや不動産会社の賃貸事業にとって追い風になるかもしれません。

市場は「金利上昇=不動産に悪い」と考えがちですが、実際にはプラス面も存在します。


株価が下げ止まるのはどんな時か

株価は現在の状況ではなく、未来を織り込みます。

そのため重要なのは、

「金利が高いかどうか」

ではなく、

「金利がどこまで上がるのか分からないこと」

です。

市場が嫌うのは不確実性です。

例えば、

  • 金利がまだ上がるかもしれない
  • どこが着地点か分からない

という状況では株価は下がりやすくなります。

逆に、

「この辺りで金利上昇は終わりそうだ」

という共通認識ができれば、

金利が高いままでも株価が反発することは十分あります。


私の投資ルール

今回改めて考えた結果、

私は相場予想をするのではなく、

あらかじめ決めたルールを守ることにしました。

現在の方針は、

  • REITは資産全体の10%まで
  • 野村不動産HDは4%まで

です。

その上限に達するまでは積み立てを継続します。


投資で大切なのはルールを守ること

株価が下がると、

「もっと買いたい」

と思います。

逆に株価が上がると、

「もっと買っておけば良かった」

と思います。

しかし感情に従って投資すると、後で後悔することも少なくありません。

だからこそ、

  • 上限比率を決める
  • ルール通り積み立てる
  • 定期的に見直す

という方法を選んでいます。

株価の底を当てることはできません。

しかし、自分で決めたルールを守ることはできます。

金利のある世界に戻った今こそ、個別銘柄の値動きよりも、資産配分と投資ルールを大切にしたいと思います。


最後に一言。

「株価の底を当てるより、ルールを守り続ける方が再現性は高い。」

これが今回の結論です。