最近、未上場企業への投資が話題になることが増えました。
スペースXやアンソロピックといった有名企業の名前を見て、「今のうちに投資できれば大きく儲かるのでは?」と思う人も多いでしょう。
しかし、私はこんな言葉を目にして考えさせられました。
「誰でも買えるようになった。それはチャンスの始まりではなく、チャンスの終わりかもしれない。」
確かにその通りかもしれません。
本当においしい時期は誰のものか
成長企業がまだ小さい頃は、創業者やベンチャーキャピタル、一部の機関投資家が資金を提供しています。
企業価値が何十倍、何百倍にもなる恩恵を受けるのは、多くの場合その段階で投資した人たちです。
一方で、一般投資家が投資できるようになる頃には、企業の価値はすでに大きく上昇していることが少なくありません。
もちろん、その後も成長する可能性はあります。
ただ、「誰でも買えるようになった」という事実そのものが、その投資機会の成熟を示している可能性もあるのです。
次の勝者を探さなくてもいい
私は基本的にオルカン(全世界株式インデックスファンド)を中心に資産形成をしています。
その理由の一つが、「未来の勝者を自分で当てる必要がない」からです。
仮にスペースXやアンソロピックが将来上場し、十分な規模の企業へ成長したとします。
そうなれば、インデックスに組み入れられ、オルカンを通じて自然に保有することになります。
もちろん初期の爆発的なリターンは取り逃すかもしれません。
しかし、その代わりに「どの企業が勝つのか」を予想する必要もありません。
投資で大切なのはルールを守ること
投資を続けていると、魅力的な話はいくらでも出てきます。
AI関連銘柄。
未上場ユニコーン企業。
話題のIPO。
どれも魅力的に見えます。
しかし、そのたびに投資方針を変えていては、長期的な資産形成は難しくなります。
大切なのは、自分で決めたルールを守り続けることです。
私の場合は、
- オルカンを中心に積み立てる
- 分散を重視する
- 短期的な流行に振り回されない
という方針です。
まとめ
「誰でも買えるようになった」
それはチャンスの始まりではなく、チャンスの終わりかもしれません。
私はオルカンを積み立てていますが、それは上がるか下がるか分からない未来の勝者探しをオルカンに任せるためでもあります。
その一方で、このブログでは日本の高配当株を中心に見ています。すでに実績があり、利益を生み出し、株主還元を続けている優良企業を探すほうが、自分には合っていると考えているからです。
未来の大企業を当てることに時間を使うより、オルカンで世界全体の成長を取り込みながら、実績ある高配当株をコツコツ集める。
派手さはありませんが、長期投資ではそれが王道だと思っています。
慌てず、欲張らず、自分のルールを守る。
これからもその姿勢で投資を続けていきたいと思います。
