以前、この銘柄の分析記事を書いています。企業の中身を先に知りたい方は、こちらからどうぞ。

コンピューターマネージメント(4491)を、9月25日に売却しました。優待付きの銘柄ですが、私は優待を取らずに売っています。1年かけて買って売ってみて、見えてきたことを結論3つでまとめます。
この記事の結論
- 優待が取れない人は、利回りではなく値動きの季節性で買う。 権利落ちの下げが落ち着いた谷が、買い場になる
- 売りは頂点を当てにいかず、山の手前で席を立つ。 優待のない人は、山の上にいる理由がない
- 100株に届かない少額なら、転んでも軽傷で済む。 NISAで持てば、利益は全額が手元に残る
この3つを、私の実際の売買(15株・約+24.6%)をもとに、順番に説明します。
① 買った理由:優待が取れない人は、値動きを買う
この銘柄は、100株で優待のQUOカード1万円がもらえます。ただ、優待は100株で固定です。100株に届かない私は、優待がゼロになります。
優待が取れないなら、見るべきは値動きだけです。そこで目をつけたのが、昨年のチャートでした。9月下旬にピークをつけて、権利落ちで一気に落ち、10月にかけて2,500円台まで下がりました。その後に下げ止まって、戻りに入っています。
私が買ったのは、その下げが落ち着いた11月ごろです。取得単価は2,672円、15株で買付金額は40,080円でした。落ちている最中ではなく、床ができたのを見てから拾った形です。
② 売った理由:山の上に、居続ける理由がない
今年も、同じ形が出ました。9月下旬にじわじわ上がり、9月28日に3,375円でピークをつけて、その後は3,020円まで、約1割落ちています。

昨年も今年も、この下げは9月末の権利確定のタイミングと重なっています。権利に向けて買われて、権利落ちのあとに売られる、という流れだと私は見ています。ただ、売買した全員に聞いたわけではないので、本当にそれが理由かは断言できません。
それでも、優待が取れない私には、山の上にいるメリットがありません。もらえるものがないのに、下げの側だけを受け取ることになるからです。だから、山の頂点の手前の9月25日に売りました。
③ 結果:約1万円、+24.6%。NISAで全額が残った

売却時点の株価は3,330円前後でした。15株で評価額は約49,950円、買付金額40,080円との差は約+9,870円、率にして約+24.6%です。
NISAで持っていたので、この利益に税金はかかりません。金額は小さいですが、「100株未満の席は、転んでも軽傷で済む」というのを、実際に1年かけて確かめられました。
ちなみに、売った9月25日から、権利落ち後の3,020円まで下がっています。15株だと、約4,650円の差です。頂点で売れたわけではありませんが、結果的には、山を下りる前に席を立てました。
この経験で、私の中に残ったこと
落ち着いた谷で買って、次の山の手前で売る。1年かけて、波を一周乗りました。
ただ、うまくいったのは1回です。「2年同じ形だった中での1回」であって、来年も同じになる保証はありません。大事なのは、売買の結果より、「優待が取れない自分は、どの席に座っているのか」を知っていたことだと思います。
優待が取れない株は、パーティーの手前で帰る。それが、今回の私の答えでした。
※この記事は個人の売買記録と考えであり、投資の勧誘ではありません。権利確定日や優待の条件、NISAの扱いなどは、必ずご自身で調べて、自己責任で判断してください。
